岩手の長閑な田園風景に浮かぶような小さな市街地に、住居と陶芸アトリエを別棟として設けた建築。 周辺環境との調和、既存の地形、蔵、植生を温存するため、建物の配置や景観に配慮した。計画を進める上で、無駄を省きながらも北国における生活が心地良く豊であるよう、居間と庭との繋がりを重視し、熱効率とのバランスを考慮しながら大きな開口部を設け、また、各部屋が繋がるよう配することで、広々とした室内環境を実現している。 (木造、2階建て、住宅棟150㎡/アトリエ棟70㎡)