当案件では対象国企業からの依頼により、同国内外の事務所とともに候補事業者チームを形成し、中長期空港整備マスタープラン、空港運営計画、事業計画、段階整備計画から成る事業計画応募図書を作成した。 本計画では、将来的に年間1億人の利用者を想定し、国際ハブ空港への転換を目指している。計画作業では、空港需要の増加にあわせた滑走路の新設と空港レイアウト計画、既存の空港国内線、国際線ターミナルを順次新ターミナルに移行する建築計画、空港設備を順次置き換えながら作業効率の向上と所要時間の短縮を図る設備・マネージメント計画、鉄道貨物・高速道路貨物と一体化した物流ターミナル計画、空港都市としての周辺土地利用計画、空港運営事業計画、資金計画を相互調整し、総合的に定めた。 (2都市、旅客ターミナル130、60ゲート)