キンシャサ市は、長年の内戦の影響による政府機能の不全、経済活動の停滞や人口の一極集中化、失業者の増大、生活基盤の未装備による社会の不安定化･首都機能の停滞が深刻である。そのため、首都機能回復にかかる社会・経済インフラ整備、分野横断的に行政サービス従事者やコミュニティ等の人材育成を図ることにより脆弱性を削減し、社会の安定化を図ることが喫緊の課題となっている。
本業務では、2008年JICAの委託により、キンシャサ特別州都市復興計画の調査を行った。復興計画に基づき、自治体の現状の分析、パイロットコミューンの現状分析 、交通調査、既存土地利用、既存インフラ等コミューン開発に関連する調査し、開発基本方針の策定を策定また、ゾーニングマップを策定した。